現在、東京や大阪で休業要請に応じないパチンコ店が問題になっていますね。
大阪では、休業要請に応じないパチンコ店を公表したにも関わらず
先日、そのお店に朝から300人を超える行列をなし、終日満席状態が続いたと報じられていました。
店名を公表したことが仇となり、逆にお客を集めてしまう効果となったのは
お店側の考えと、国民の自粛意識が足りない部分を見抜けなかったことが原因だと思います。
なぜ、お店側が休業要請に応じられないのか?
そこを理解して対策を提案してあげないと、ただ休業しろと言うのは無理があるお話でしょう。
なぜ、一部のパチンコ店は休業要請に応じられないのか?
今回の問題の背景には、実は〇〇庁が関係していた⁉︎
今回は、『パチンコ店の休業問題』についてお話ししていこうと思います!
目次
パチンコ店が休業要請に応じられない理由3選!

一部のパチンコ店が休業要請に応じられない理由は
大きく分けて3つの理由が考えられます。
それぞれ、1つずつご説明していきましょう!

理由その1:融資を受けにくい

以前書いた記事でもお話しましたが
「今回のコロナ渦の影響で、中小企業庁は『全国的に経営環境が悪化した業種』として『セーフティネット5号保証』を発動させており、全国で500を超える業種が保証対象業種に指定されている中、その業種にパチンコが含まれていない」
という現状があります。
『セーフティネット』とは・・・
様々な要因により経営不振に陥った業種に対して全国の保証協会が「保証をする」という制度であり、この保証の対象業種・企業として認定されれば、金融機関からの無担保等での借入れが出来るという制度のことであーる。
休業できない理由を経営者に聞いてみたことは
下記の記事でお話ししています🔻🔻
この対象外であることを、パチンコ業界に言わせれば
「我々は職業差別を受けている。今回休業要請に応じられないのはその問題が背景にある」
ということになるわけです。
対象外になる理由としては
「パチンコ業界は、風営法に基づいて警察庁に管轄される業種なので、必然的に他の風営法業種同様、基本的には今回の一連の緊急中小企業政策の対象外となる。」
と考えられています。
もし仮に、パチンコ業界が他の産業並みの支援を希望するなら
「制度的には、『パチンコ業法』のような法律を作って、警察庁管轄の風営法業種から脱する必要がある。」
このようなことが必要になるわけです。
パチンコ業界が、警察庁の管轄である以上
国から融資を受けるのは、現実的に難しい状況にあるのです。
理由その2:自店舗だけ営業すれば、客が集中して繁盛する

他の店舗が休業している中、自分の店舗だけ営業すればお客が集まり繁盛することは誰にもで分かります。
普段、お客の入りが少ないお店でも
こうしたことをすれば繁盛するのは当たり前の出来事ですが
これができる理由としては
- 現状の問題を解決するために行動した。
- 融資を受けられない、または店舗名の公表に対する国への対抗。
このように考えられます。
こう書くと、目先の利益に飛びついたと非難を浴びる理由に見えますが
実はその背景には、必死に生き残るための行動をしているとも考えられるんです。
理由その3:何をされても怖いものがない状況

そもそも、近年のパチンコ業界は
1995年前後をピークに、遊技人口や業績が年々減少傾向にあり、ずっと不況が続いています。
なので、一部の大手でないパチンコ店からすれば
今回のコロナ渦で、さらなる不況が起こることを考えたら今後のことで何が起きても恐れることはない状況である
ということが言えるんですね。
今後さらに不況になることを考えたら
遠い先のことではなく、今の状況を見据えて行動しないと先なんてない
という考えが頭にあると思います。
今は、休業して自粛することが正しいことなのかもしれない…
ただ、その状況をみているだけではなく行動を起こして生き残ろうとすることをただ非難するのはどうなのかと考えるべきではないでしょうか?
〇〇庁が関係?

先ほどお話した中で、もう分かっている人もいるかと思いますが
パチンコ業界は、警察庁が管轄していますよね。
ということは、パチンコ店がこれだけ休業要請に応じられないのは
警察庁が休業に対して本格的に行動を起こしていない
ということが考えられます。
管轄している警察庁が本格的に動けば、こういった問題が起こることはないのに
警察庁は、この問題に対して動かない理由としては
- 警察の天下り先になっている。
- 警察や政治家の資金源になっている。
こういったことがあるからだと考えられます。
国民の安全より自身の保身や利益を優先している
ということが考えられると、信用できないのは致し方がない気もしますね(~_~;)
最後に
ニュースでは、休業していないパチンコ店を格好の的にしていますが
休業できないのは、生き残るための理由が背景にあるのです。
これは、これから直面するであろう問題に対して
ただ眺めているのではなく、生き残るために今行動を起こして問題を解決しようとしているのです。
問題を先送りにせず、しっかり直面して問題と向き合うことが大事だとも言えますね。
あなたは、今の状況をどのように考えていますか?
よかったら、下記のHEROマル公式LINEに連絡して
あなたの考えをぜひ教えてくださいね( ^∀^)